ファイアーエムブレム 風花雪月 銀雪の章のクリア感想
総合評価
評価:良ゲー
銀雪の章は先生が主役。
黒鷲学級の生徒に加えてカトリーヌ、シャミア、ツィリル、セテスと教会勢が自動的に仲間になるのでスカウトしなくても大所帯になります。寄せ集めの抵抗軍を指揮できる楽しさは銀雪ルートの一つの魅力です。
先生の出生の秘密
銀雪ルートでは先生の出生の秘密が明らかになります。最終戦前にレア様から直接話を聞くことができます。
先生のお母さんであるシトリーがソティス復活のための12番目の器だったこと。お父さんのジェラルトにはレア様自身の血を分け与えたこと。
先生は生まれた時は心停止状態。シトリーに頼まれたレア様が神祖の紋章石を移植したことで先生は生きることができた。こういった真相が最後で明かされました。
アビスルートとの親和性
DLCコンテンツのサイドストーリー灰狼学級では、先生のお母さんのエピソードの掘り下げがありました。
シトリーの最後については士官学校時代にジェラルトから少しだけ聞くことができました。アビスルートではレア様がいかに彼女を溺愛していたかが明らかになります。
銀雪ルートはアビスルートのエピソードと親和性が高いので、合わせてプレイすることでレア様の心情や先生の存在意義がよりハッキリと感じ取れるようになりました。
5年後の灰狼学級の生徒の姿を見たかったので全員スカウト。コンスタンツェは大人びた感じになったけど、他の3人はあまり変わらなかったという印象。
支援会話ではベルナデッタとユーリスの組み合わせが楽しかったです。
アビスの施設も使い勝手が良く、特に占星術師は便利でした。名声ポイントで仲間の好感度を上げられるので、支援会話のための戦闘回数をかなり減らすことができました。
灰狼学級の活躍のおかげで、既視感のある周回プレイも最後まで飽きずに進めることができました。
話の流れは金鹿ルートと同じ
銀雪ルートの残念な点は基本的に金鹿ルートと同じ話の流れなところ。ストーリー的な目新しさが少ない点です。
これは銀雪と金鹿のどちらを先にプレイするかによりますが、いずれにせよ似たような展開。
既視感があるのは残念ですが良いところもあります。黒鷲学級からの派生ということもあり、先生VSエーデルガルトというハッキリした善悪の構図は新鮮でした。
また、セテスが実務をこなしているとはいえ、先生が物語の中心というのは3人の級長ルートでは味わえない感覚がありました。
クリアするのが遅くなってしましたが、銀雪ルートもプレイして良かったなと素直に思いました。