【レビュー】ファイアーエムブレム 風花雪月 翠風の章 クリア感想

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ゲームレビュー

ファイアーエムブレム 風花雪月
翠風の章 レビューとクリア感想

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総合評価

評価:名作

三つの学級の中で一番核心に迫る話ということもあり、大団円で綺麗に終わるルート。

私は青→赤→黄の順番でプレイしたのでモヤモヤしながら周回していました。おかげで、翠風の章をクリアしてやっと風花雪月をクリアしたという実感が湧きました。

クロードは別のルートだと命乞いしたり、逃げたりで良いところ無し。ですが、翠風の章では主役として王道を歩みます。このギャップもクロードの魅力ですね。

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解放王ネメシスを倒し「闇に蠢くもの」との決着

翠風の章の何よりも良いところは、「闇に蠢くもの」との決着をつけられる点

復活した解放王ネメシスとフォドラ十傑との決戦は、最後の戦いに相応しいものでした。

一応神祖ソティスの血の力という説明がありますが、解放王ネメシスはの再登場にはやや無理矢理さを感じたのも事実です。しかし、実にラスボスらしい相手ということもあって途中からは気になりませんでした。

十傑に対応する子孫で対戦したら特殊ボイスがあればもっと盛り上がったのですが、クロードのみらしく、そこは残念でした。

紅花の章で語られなかった部分をすべて回収してくます。そういった意味で翠風の章にはカタルシスがありました。最後のネメシス対クロード&先生のムービーは見応え十分。何度も見返したくなる名シーンです。

フォドラとパルミラの垣根

パルミラ人の父親とフォドラ人の母親の混血であるクロード。どこに居ても差別され、自分の居場所がないと感じています。そこから彼が導き出した願いは、世界を融合させることでした。

フォドラが閉鎖的で閉じていて、世界を知らないから、偏見が生まれる。そういった世界の歪な部分をぶっ壊してやる。クロードの燃える野心は見ていて爽快でした。

後日談で、クロードはフォドラを去り、パルミラ王になります。フォドラの統一王国の国王は先生です。フォドラとパルミラの垣根は取り除かれ、クロードの大願は果たされます。

セテスの話にもあるように、セイロス教は権威を失い、異教もOKという風潮に徐々に変化しています。宗教間の垣根も取り除かれていきそうです。理想郷に相応しい世界、平和な世界が築かれそうです。

「闇に蠢くもの」の技術をどう扱うのか

最後の問題は「闇に蠢くもの」たちが残した技術をどう扱うかだと思います。

エーデルガルトであれば紋章関連の技術をすべて闇に葬るでしょう。しかし、クロードが同じようにするかは疑問です。もちろん、フォドラの王は先生なので、先生が決めることではあるのですが。

もし、紋章関連の技術を手元に残していれば、いずれ神の眷属が命を狙われることになります。
それでは同じ歴史の繰り返しです。そういった意味では、クロードよりもエーデルガルトのルートの方が平和に近いような気がしました。

これは、ただの言いがかりですよね。

ディミトリの扱いの悪さ

グロンダースの会戦のアフターストーリーでの、ディミトリがあっさりと敵の兵士に倒されたという報告。これだけで終わってしまうのが残念でなりません。

三人の主役の一人なのだから、見せ場くらい作って欲しかったです。

これは、ただの王子ファンのグチです。

追記:クロードは偽名だった

クロードという名前は偽名で、カリードが正しい名前。

ソースはニンテンドードリーム20年5月号。

開発者のインタビューでクロードの本名がゲーム本編で明かされる予定だったけど着地点が見つからずに流れてしまったという話があります。

追加コンテンツの煤闇の章では偽名を匂わせる会話がありますが、本名がゲーム内で判明することはありませんでした。

 

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