【レビュー】ユニコーンオーバーロード

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ユニコーンオーバーロード

『ユニコーンオーバーロード』ローンチトレーラー
アトラス×ヴァニラウェアが挑む、新生シミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』Nintendo Switch、PlayStation®5、PlayStation®4、Xboxシリーズで好評発売中!本作の魅力をたっぷり詰めこんだ集大成の映像です。懐かしくも新しい”新生シミュレーションRPG”ぜひお楽しみくだ...
『ユニコーンオーバーロード』は、往年の『オウガバトル』を現代によみがえらせたような作品でありながら、単なる懐古作に終わらず、独自のシステムで新しい魅力を生み出したシミュレーションRPGです。
海外レビューサイトでは非常に高い評価を受け、Metacriticではメタスコア86点、OpenCriticでは**平均88点・推薦率98%**という優秀な成績を記録しています。

本作最大の魅力は、戦闘前の「準備」がそのまま勝敗を左右するゲームデザインです。

最大5人で構成される部隊に前衛・後衛の配置、装備、スキル、さらには「HP50%以下なら回復」「飛行ユニットを優先攻撃」といった細かな行動条件(タクティクス)まで設定できます。

一見オートバトルのように見えますが、実際には戦闘前の編成と戦術構築こそが本番であり、自分が組み上げた部隊が狙い通りに連携して敵を撃破した瞬間の爽快感は格別です。

特に海外では「考えている時間が一番楽しいゲーム」という評価が多く、「1時間近く編成を考えていたのに全く苦にならない」「新しい仲間が入るたびに部隊を組み直してしまう」という声が数多く見られます。

戦闘そのものよりも、編成画面がやめられなくなる中毒性があります。

また、60人以上の仲間が加入し、それぞれ固有クラスやサポート会話が用意されています。

ストーリー中の選択によって仲間になる人物も変化し、多彩な部隊編成を楽しめます。

飛行部隊で山岳地帯を突破したり、騎馬部隊で敵を一気に制圧したり、魔法部隊で範囲攻撃を仕掛けたりと、「どう攻略するか」を自由に考えられる点は、本作ならではの面白さです。

マップ攻略も単純な勝利条件だけではなく、拠点の奪取や防衛、時間経過による増援、地形効果などが組み合わさり、同じような戦闘になりにくい工夫がされています。

地形ギミックが豊富で、マップごとに異なる戦略を考える必要があるところは歯ごたえがあっていいですね。

あえて気になるところを挙げるならば、ストーリーについてでしょうか。

主人公アレインが祖国を取り戻すために各地を解放していく王道ファンタジーで、安心して楽しめる内容ではありますが、意外性や重厚な政治劇を期待すると物足りなく感じるかもしれません。

物語はかなり王道ゆえに『十三機兵防衛圏』のような複雑なシナリオを期待すると肩透かしになるといえるでしょう。

キャラクターは好感が持てるものの、ストーリー自体はゲームシステムを引き立てる役割に留まっているともいえます。

また、ゲーム後半になると強力な編成が完成しやすく、難易度によっては敵を圧倒できるようになります。

そのため、終盤はやや単調です、一度最適解ができると戦術の試行錯誤が減ってきます。

部隊数が増えるにつれて装備やスキル管理に時間がかかる点も、人によっては長所にも短所にもなるでしょう。

近年では最高のタクティカルRPGとの呼び声も高く、発売から時間が経った現在でも「もっと語られるべき名作」という評価が続いています。

結論としては、『ユニコーンオーバーロード』は、ストーリーよりも「戦略を考える楽しさ」を徹底的に追求した作品です。

美しいヴァニラウェアのアートワーク、自由度の高い部隊編成、奥深いタクティクスシステムが見事に融合しており、シミュレーションRPGが好きな方であれば時間を忘れて遊べる完成度を誇ります。

『オウガバトル』『ファイアーエムブレム』『タクティクスオウガ』が好きな方はもちろん、「編成を考えるだけで楽しいゲーム」を探している方にも、おすすめです。

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