【レビュー】ウィッチャー3 【女帝エンドの感想】

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総合評価

評価:名作

ウィッチャー3は無印版をクリア済み。

ゲームオブザイヤーエディションを改めて購入しました。

久しぶりに触りましたが、やっぱりグラフィックはいいですね。ロードの長さは少し気になるところです。

二週目ともなると飽きるかもしれないと心配しましたが、それを吹き飛ばす良いシナリオとローカライズ。選択肢を変えると展開が全く変わるので、新しい驚きがいくつもありました。

作り込みが半端ない作品ということを思い出させてくれました。

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女帝エンドの感想

1周目はウィッチャーエンドだったので、今回は女帝エンドを選びました。

女帝エンドの条件は3つ
・ラドヴィッド王の暗殺
・ディクストラを倒していること
・皇帝エムヒルにシリを会わせること

シリを父親の皇帝エムヒルに会わせる場面は、「戦いが残した課題」が進む中での時間制限付きの選択肢。

選択の場面はミスしないかと内心ハラハラしならがプレイしました。

女帝エンドはシリがニルフガードに行って皇帝と再会するシーンを想像していたので、雪の中でのしんみりとしたお別れの話だったのは、とても意外でした。

ウィッチャー3本編、最後の戦いでの白き霜の演出も神々しくてよかったですが、女帝エンドの落ち着いた雪原の描写は旅の終わりの静かな時間を感じさせてくれました。

苦労した甲斐がある、グッドエンディングでした。

サイドクエスト 国家の理性

1週目では完全にフラグを見落としていた王殺し。

国家の理性は女帝エンドを見るための必須クエストです。

ラドヴィッド王は圧政をしたせいで、周りの人間からはボロカスにけなされることが多かったので、暗殺されるのも仕方ないかなという印象です。

ラドヴィッドの命乞いでも聞けるのかと思ったら・・・フィリパが突然現れてラドヴィッドの目を潰して、後ろからグサッと。

ひどい怨念と復讐劇でした。

魔女狩りのことを思えば、ラドヴィッドにとどめを刺すのにフィリパはふさわしく、これで良かったのだとも思えます。

ただ、ラドヴィッドの精神が狂ったのはフィリパが暗殺を仕掛けてきたせいでもあるんですよね。

そう考えると、フィリパという本当の狂気を世に放ってはいけなかったのかもしれません。

ディクストラの裏切り

ディクストラを倒していることも女帝エンドの条件。

イベントはラドヴィッド暗殺後に自動で発生しました。

王殺しという荷の重い仕事を終えてホッとしていたら・・・最後の最後でディクストラがひどい裏切り。

「ニルフガード帝国に勝つつもりか?」「現実主義者が聞いて呆れるな」とディクストラに突っ込みながらも、斬り捨てることに躊躇いがあって逃げ回ってました。

結局、ヴェスがさくっと倒してしまいました。

フラグ管理は物語終盤なのでそれまでは自由に

女帝エンドのフラグはかなり後ろの方にあります。

それまでは自由にプレイしました。

サイドクエスト 生死に関わる問題

メインクエスト「ルーヴェン伯爵の宝」の中であるサイドクエスト。

トリス・メリゴールドと仮面舞踏会に参加するイベントです。

仮面を買ったり、衣装を揃えたりとゲラルトさんも大忙し。パーティに行くんだから仕方ないですね。

クエストは脱走の手引きをするだけという話なので、パーティの雰囲気を楽しめます。クエストのことを忘れて、フラフラと散歩をしてしまいました。

話が進むと、お酒の入ったトリスが暴走します。

はしゃいでいる子供っぽいトリスが可愛い。

このシーンだけで、本当にパーティに来てよかったと思えました。

メインクエスト「芝居のしどころ」

悲惨な話が多いウィッチャー3の中で、芝居作りの話は楽しく思い出深いエピソード。

なにより、門外漢のゲラルトが悪戦苦闘する姿はファンにはたまらないものがあります。

「ウィッチャー」で韻を踏む言葉は、「えらいこっちゃー」という迷言もいいですね。

芝居では棒読みながらもいい声なので、そんなに悪くないゲラルトさんの演技が見られます。

選択肢によって、観客のリアクションが変わります。直感で選んだところ、半分くらいは滑ってしまいました。

演劇の時間は短いのですが、なぜかドキドキしてしまいました。印象深いエピソードでした。

演劇というと幻想水滸伝を思い出します。幻想水滸伝3の劇場が好きで、今でもたまにやりたくなります。

サイドクエスト 憑依

ウダルリック族長にかけられた呪いを解こうとしているセリスを手伝う話です。

初めてプレイした時はウィッチャー流のやり方を選びました。今回は、ヒムを騙す方法でやってみました。

セリスに赤ん坊をかまどに入れろと言われ(しかも時間制限付き)、かなり迷いました。

セリスを信じるとは言ってみたものの、彼女がヒムに操られているのではと疑ってしまいました。男爵編のような取り返しがつかない展開が頭をよぎりました。

完全に制作者の手のひらで踊らされてしまいましたね。

結局、セリスを信じて赤ん坊をかまどに入れました。今回はヒムと戦うことなく問題解決。心臓に悪い展開から解放されたことで、妙に晴れやかな気分になりました。

ウィッチャー3の2週目はまだまだ楽しむ要素があるなと感じました。

サイドクエスト「憑依」をやってみて、セリスをスケリッジ王にするのもいいなと思うようになりました。

次のサイドクエスト「王の一手」では、セリスと一緒に犯人探し。証拠不十分で失敗かな?と思ったりもしましたが、なんとかなりました。

前回プレイした時は、王の一手で進行不能バグに引っかかって、泣く泣く霧の島に進むことになりましたが、今回はセリスの戴冠を見届けられたので満足でした。

メインクエスト ケィア・モルヘンの戦い

ケィア・モルヘンの戦いは、ウィッチャー3中盤の山場ですね。

ほぼ仲間を全員集合させたので、心強かったです。

ケィア・モルヘンにヤルマールだけでなく、弓兵のフォーランが来てくれたのはうれしいサプライズ。

ヴィギを助けていたら参戦してくれたようなので、氷の巨人のクエストで彼を見捨ててしまったことを、少しだけ後悔しました。

2周目とはいえ最後の火葬のシーンは悲しかったです。

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