【レビュー】CONTROL アルティメット・エディション

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ゲームレビュー
タイトル:CONTROL
初リリース日: 2019年8月27日
開発元: レメディー・エンターテインメント
CONTROL アルティメット・エディションをプレイ。

オプションで「アシストモード」を選択。

強化照準アシスト、照準スナップ、不死身、一発キルにチェック。

ストーリークリアまで進めました。

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総合評価

評価:良ゲー

序盤は意味不明なストーリーと暗い雰囲気が相まってイマイチでした。

ただ、サイケデリックな感じですがホラーではないので、雰囲気に慣れた中盤以降はアクションもバトルも爽快感があって楽しむことができました。

個人的には、空中浮遊が使えるようになった辺りからアクションに面白みを感じるようになりました。

バトルは銃と超能力を交互に使う形。

敵の位置が把握しづらいのでノーマル設定だとバトルは厳しめだと思います。

あっさりゲームオーバーになるので歯ごたえのあるバトルを楽しみたいゲーマーにはお薦めです。

アートワークと謎めいた雰囲気と映画のようなカット割りには作り手のセンスを感じます。

ローカライズが少し怪しいのが残念なポイントですが許容範囲かと思います。

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良かったところ

銃と超能力を使うバトル

バトルでは武器と超能力を使って戦います。

サービスウェポンという変形する銃は連射するタイプや貫通するタイプなど種類があるので状況によって使い分ける戦略性があります。

超能力はオブジェクトを敵にぶつける「投擲」がメインの攻撃。

いわゆるサイコキネシスで周囲にあるものをガンガン敵に投げつけていく感じなので、爽快感があります。

ただ、超能力にはゲージがあるのでずっと使い続けることができないので、銃撃戦を挟みながらサイコキネシスみたいな感じで交互に使い分けていく形になります。

能力は「投擲」と「エネルギー」を優先して伸ばしました。

「投擲」を伸ばしておくと、敵を投げてぶつけるみたいなトリッキーな戦い方もできるようになります。

PS5版はアダプティブトリガーに対応しています。

サービスウェポンを変形させると、銃の形態に対応した振動になるので、感触も一緒に楽しむことができます。

これが結構凝っていて、ゲームを続けるモチベーションになりました。

不死身モードでプレイしたので、バトルでゲームオーバーにはなりませんでしたが、マーカーはあるものの敵の配置は分かりづらいのでバトルは結構シビアだと思います。

あと、ただでさえ画面が赤いのに、体力がなくなると更に画面が赤くなるのが地味につらかったです。

ちなみに一発キル設定だとボスでさえも文字通り一撃で倒せるので、ここまで温くすると味気ないのかもしれません。

謎めいたストーリー

主人公ジェシーは連れ去られた弟の手掛かりを探すためにオールデスト・ハウスと呼ばれるFBC本部を訪れます。

序盤は意味不明です。

ただ、登場人物はそれほど多いわけではないので、ムービーを見たり、手に入れた資料を読んだりしていれば、何となく状況は理解することできます。

所々で超能力を使ってギミックを動かす仕掛けやパスコードを入力する謎解きが挟まれていて、アクション一辺倒というわけでもないところも良かったと思います。

私は空中浮遊を覚えた辺りから、「このゲーム結構面白いな」と思うようになりました。

終盤もキッチリ盛り上がるポイントがあってグッド。

研究セクターの「灰皿の迷路」を抜けるミッションはカッコイイBGMを聞きながら、今まで突破できなかった道がドンドン拓けていく感覚が爽快で没頭して楽しむことができました。

基本的に薄気味悪い声が聞こえるだけで、心細い気持ちになっていたので激しいBGMで勢いがつき、ここから最後まで駆け抜けることができました。

「灰皿の迷路」での曲と同様にエンディングで流れる曲も良くて、クリアした甲斐があったと満足感に浸ることができました。

悪かったところ

マップの見づらさ

不満点はいくつかありますが、一番はマップの見づらさです。

ビル内を上下含めて行き来するのですが、マップが平面のものしかないので、目的地への行き方で結構迷いました。

ローカライズについては許容範囲。

やや怪しいところがありますが、完全な誤訳が散らばっているわけではありません。

アートワーク込みで完成度が高いところが本作の美点なので、ゲームの雰囲気を損なうローカライズは少し残念なポイントですが、思っていたほど酷くはなかったです。

どちらかというと字幕の表示時間も短い方が問題かなと思います。

あと、基本的に赤色が多用されているので長時間プレイすると目が痛くなってくるというのが地味に厳しい要素ではあります。

さいごに

小さな不満はかなり多いのですが、凝ったアートワークと超能力アクションという尖った組み合わせは独特な世界観を生み出していて魅力があります。

オプションでぬるい設定にしたのでバトルの歯ごたえなどは分かりませんが、オブジェクトをサイコキネシスで投げ飛ばしまくるだけでも爽快です。

ノーマルでプレイしていれば序盤で投げたと思うので、アシストモードの追加はヌルゲーマーとしてはありがたい仕様でした。

洗練されたアートワークを体験できるので、とりあえず触ってみる価値はあるんじゃないかなと思います。

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PS4じゃねーか