【レビュー】アライアンス・アライブ HDリマスター【クリア感想・考察】

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ゲームレビュー

ハードの進化でこういったタイプの作品は少なくなりましたが、クラシックなスタイルのゲームもやりようによっては支持されると思います。

世界観の設定、バトルシステムやギルドメンバー集めなど凝った内容でした。

アライアンス・アライブは今一度評価されてもいいでしょう。

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総合評価

総合評価:良ゲー

コテコテのJRPG
世界を歩いて探索して最後は飛空艇で飛び回る
昔のお約束的な展開を再現したことを高く評価
RPGファンならやって損はない

3DS版をクリア済みでしたが、2度目のプレイでも楽しめました。

後半はストーリー面で色々と削られたのではないかと思われる部分が散見されますが、最後は上手くまとまっています。

キャラクターは個性豊かで掛け合いも見ていて楽しい

アライアンスアライブの魅力はキャラクター同士の掛け合いの楽しさだと思います。

主役のメンバーだけでなく、シナリオを進めるごとに増えるギルドメンバーのやり取りも見ていて楽しいです。

テレグラフを使ったギルドメンバー同士の会話はみんなが協力している感じが出る良い演出でした。

不明なままの過去の出来事

アライアンス・アライブの物語は1000年前の人と魔族の戦いをベースに現代があるという設定ですが、昔の出来事については全てが明らかになるわけではありません。

すべてが明らかにならないことが魅力であり、不満であったりします。

今回のリマスターで掘り下げを期待したファンの一人としてはベタ移植に正直がっかりしました。

ここでは、ゲーム内での情報を妄想で補完しながら考察めいたことをしてみたいと思います。

魔族の正体について

魔族って結局何なのか?
魔族の出自はハッキリしないのですが、ガリルやアーシュラたちが住んでいる星とは違う惑星から来た宇宙人のようなものと考えたほうがしっくり来ます。

ビビアンが「大結界前はエリア1に居て、その後エリア18に住むようになった」話しているので、魔族は1,000年以上前から存在していて徐々に勢力を伸ばしているようです。

ヴァレリー博士が導波塔を完成させたことで、人類は印術を使えるようになりました。フォースを消費することによる副作用が暗黒物質を作り出すことに気づいたのは少数でした。暗黒物質は生物の体を異形に変えます。

カムロット国王はそのことに気づいた人間の一人で人体実験を繰り返し妖魔を作り出しました。妖魔は魔族と同様に魔術を使うことができます。

1,000年前の人魔大戦時に、魔族が一番脅威に感じたのは人類が暗黒物質を扱い自分たちの文明のレベルに近づいてきたことなのかもしれません。

ヴァレリー博士を殺した犯人は誰か?

犯人捜し
ヴァレリー博士の日記を読んでいて、博士がブルーを疑っていないことに違和感を感じました。

ブルーは姿形が人間に近いとはいえ、やはり人間には見ません。

クワルサが術師に変装していたようにブルーも研究者の姿に変装していた可能性も考えられますが、そんなまどろっこしいことを彼がやるとも思えません。

なので、博士はブルーが魔族だと分かっていたけど、研究者仲間としてリスペクトしていたのではないかと思うようになりました。

ブルーについても、ティギーを見て懐かしさだけでなく博士に対して肯定的な発言が多いです。そういったことから、双方向でリスペクトし合う仲だったのかもしれません。

博士の日記はブルーに相談しようで途絶えるわけですが、これはクルワサの工作に気付いてしまったことで目をつけられたことが原因でしょう。

そういった想像もあって、犯人はブルーではなくクルワサなのではないかと思います。

ティギーの正体
ブルーの発言を信じるのであれば、ティギーの正体は博士の子孫ということで決着がつきます。

ただ、元々は博士の自宅だった閉鎖美術館でのイベントや、12歳にしては大人びすぎている発言などから、何らかの事情で博士本人がこの姿になっているという話が元々はあったのかもしれません。

八卿会議と魔族の王の話が削られて物語の構成が歪んだ?

八卿会議
八卿会議に関しては後半の主要キャラに設定していたものの、スケジュールの都合で削られたように見えますね。

八卿は、クルワサ、ブルー、ペンドラゴン、シャルロッテと四凶でしょうか。四凶の扱いはともかくとして、それで正しいように思えます。

シャルロッテは隠しキャラのような扱いになってしまいました。

シャルロッテにクルワサについて聞くと、大結界は虐殺行為であること、クルワサにとっては人間も魔族も同じだという話があります。

ここから、クルワサは大結界を発動させた時に人間も魔族も一緒に巻き込んだことが推測できます。

四凶がレベル5の水魔の巣窟にいるのは大結界に巻き込まれたのが理由ではないかとも考えましたが、祝水の護符を返さなかった場合にキュウキがエリア18にいることの説明がつきません。

彼らはあのエリアを統治しているだけなのかもしれません。

ペンドラゴンだけはレインボーピラーの発言などから八卿会議として仕事をしているようです。しかし、彼も基本的にはトウコツ丸で歌ってるだけですからね。

本来地上を管理する立場の八卿会議なので、分断されたエリアごと(雨の世界、 燃える世界、監獄世界、雪の世界、 結晶世界)に管理者を一人は配置するほうが適切に思えます。

ブルーが燃える世界にいるだけで、四凶は水魔の巣にいるというのは構成として歪んでいますね。

魔界のシナリオを削っていなければ、八卿会議の活躍も見れたかもしれません。

イグナスと魔族の王

ブルーとイグナスの会話で、「イグナスは魔族の王の跡継ぎでありながらも継承権を放棄した」ということが明かされます。

結局、イグナスの正体に関する話はブルーの一言で終わりです。

構想の段階では、エリア1や魔族の王の話も想定されていたのかもしれませんね。

イグナスについては魔界関連のストーリーを削ってしまったことの煽りを受けたキャラだと思うので、ちょっと可哀そうですね。

雨の世界

閉鎖美術館
過去に人間と魔族の戦争があって、世界が分断されてしまったという設定。

主人公のアーシュラが住む地域はずっと曇天で雨。閉鎖美術館に昔の晴れていたころの絵が隠されているという情報を掴んで忍び込むことに。

大画面でアラアラをすることができるというのは個人的に嬉しかったです。ボイスなしでやや静かですが、フィールド音楽は良いですし楽しいです。

個人的には等身大の3Dモデルは操作していて疲れるので、デフォルメキャラクターの方がありがたいです。正直これくらいが調度いいなと思います。

燃える世界

ギアズロック
ビビアンとティギーが意気投合している姿がツボでした。

二人とも研究者気質だからでしょうか、何か通じるものがあるのかもしれません。

ブルーオアシス
ボスのオルトマンを見逃せば後でギルドメンバーになるのですが、初めての時と違う選択肢を選んでみたくて倒してしまいました。

後々のことを考えるとちょっと損した気分ではありますが、違った展開を楽しみたかったので良しとしたいところです。

監獄世界

全員集合でパダを倒します。

ジーンとレイチェルのパートを挟みつつの物語が進行。

ジーンさんは魔族と人間の真ん中の立場に立ったという面白いキャラ。割と適当な性格のレイチェルと組むと良いコンビです。

お父さんが裁きの塔に捕まっていることを漏らしたり、最後はレンツォ ・バルバローザを助けて救援に向かったりと縦横無尽の活躍でした。

カタコンベから裁きの塔に潜入。敵が密集している箇所も多くてややシビア。

妖魔バダは中ボスらしくHPも高い難敵で、長期戦になりました。

キャラクターの魅力が溢れていた序盤。掴みとしては本当によくできていて改めて感心することも多かったです。

雪の世界

アライアンスアライブで最難関かもしれない雪の世界でのグロッサ戦。

武力調停は全体攻撃の高火力攻撃なので一撃でパーティが沈むこともあって相変わらずシビアでした。

やはり、雪王道場で戦力強化が一番手っ取り早いのかと思います。

ファイナルストライクの連打で削り切るという作戦もありでしょうが、手強いので盾で守りつつチマチマやる戦法に落ち着きました。

結晶世界

エシュトルム
結晶世界では途中からは竜で移動できるようになります。

竜に乗って移動中にモンスターと接触すると通常通りバトルになりますが、戦闘の3人しか使えない上にコマンドも専用のものになるので、基本的にはバトルはせず避けていました。

コルヌドラコ村
特に何もない村でしたが、突然、妖魔の集団に囲まれて戦闘に。

エシュトルムに戻ると、星教主がルージェに聖剣を奪われてしまいます。結局、レインボーピラーに向かうことに。

レインボーピラー自体が印術を生み出す元となる古万象器で、クワルサが細工をしていたことが明らかになります。

星教主は事実を知っていて隠していたようですね。

1,000年間代替りしながら秘密を守り続けるというのも律儀だなと逆に感心してしまいました。

星教主がクルワサに従わざるを得なくなった背景みたいなものを知りたいのですが、そこら辺は謎のままですね。

魔族には勝てそうにないから、とっとと諦めた・・・そんな感じでしょうか。

ブルーオアシス
エリア18に戻ったビビアンが自宅の書物を読んで真相を探っていた時に、博士の日記で最後にブルーに相談してみようという記述がありました。

結局、博士の最後に関わっていたであろうブルーとクルワサは黒幕のようです。

ブルーオアシスに行って本人に話を聞いてみても、クルワサとの関係を一時的なビジネスパートナーと言って話を終わらせる辺り、この男の真意は最後まで掴めません。

四凶戦
10時間切りを目指すなら、ブルーに5万払って終わらせるところですが・・・シャルロッテに会うために四凶に会いに行きました。

話せばわかる人たちなので、無難に終わらせました。今回も方船さんがトウコツ丸になってしまいました。

魔界

敵の水魔がやたらと強いです。

ビビアンの自宅で休みながら最後のレベル上げ。

武神グロッサ戦
三度目のグロッサは以前ほどの強さを感じませんでした。

雪の世界ではエライ目に遭いましたが、こちらが強くなっただけかもしれませんね。

魔族クワルサ戦
ラスボス戦。途中から武装鐘楼というユニットを4つ召喚します。一番しんどいのはこのユニットの攻撃を凌いでいる間でしょうか。ある程度数を減らせば勝ちが見えます。

クルワサの機体は角度を変えると方船と似たような形をしているので、原型は方船と同じものなのかなと思いました。

クルワサがレインボーピラーで星教主を使って方船を没収させようとしたのも、自分にとっての最後の敵は方船と見据えてのことだったのかもしれませんね。

クリア感想

クリアタイムは25時間。

途中から仲間集めが楽しくなって寄り道したので、思ったより時間がかかりました。

魔界(エリア18)は淡白な印象ですね。

開発が間に合わなかったのでしょうが・・なんというかスカスカという感じなので、さっさとクルワサを倒しに行っちゃいました。

2週目を考えるなら、幻月弓とゴールデンジプシーを目当てに狩りをするのもありだったかなと少し思いました。

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ゲームレビュー
PS4じゃねーか