初リリース日:2015年11月12日
販売元:スクウェア・エニックス
総合評価
評価:名作
定番のクライミングに加えてピックやアローを使ったアクション。
景観を損なわいレベルで視覚的にどの場所でどのアクションをすればいいのか分かりやすく出来ているところに感心しました。
バトルはヌルゲーマーにはやや厳しい内容でした。
ステルス戦闘だけで乗り越えるのは難しく敵に囲まれて集中砲火を浴びることがかなり多かったですね。
武器は4種類あるので、状況を見て立ち回りを考える必要があります。
個人的に瓶や缶から戦闘アイテムを作って投げるのが面白かったので、バトルパートも心折れることなく進めることができました。
ストーリーはベタな展開ですが、サブキャラクターたちとの信頼関係が心地よく、最後まで楽しめました。
良かったところ
アクションと謎解き
ピックを使って氷の壁を登るところから始まって、クライミングアローで足場を作って進む終盤まで多様なアクションを組み合わせて進めます。
道筋は視覚的に分かりやすく出来ているので、慣れてくると迷わず進めるようになりました。
アクションの連続がある山場を乗り超えるのは爽快感があります。
謎解き要素はストーリーの息抜きに調度良い頻度だったと思います。
ロープアローを使ったギミックはこの作品ならではの要素でプレイしていて楽しかったです。
オプショナルトゥームもそこそこの数が用意されているので、ボリュームとしても申し分ないと感じました。
悪かったところ
やや厳しめのバトル
弓矢、拳銃、マシンガン、ショットガンといった遠距離武器は十字ボタンで切り替えができます。
基本は弓矢を使ったヘッドショットで敵の数を減らしていく感じですが、実際のところ、なかなかステルスのみで攻略という訳にもいきませんでした。
気が付けば敵に囲まれて、ハチの巣にされてゲームオーバー。
序盤の戦闘はかなり苦戦を強いられましたが、瓶や缶を使って戦闘用のアイテムを作成できるようになると少し楽になった気がします。
敵に見つかったら、瓶を拾って火炎瓶を投げつけながら逃げ回るのが常套手段でした。
ファイターのスキル「ハート・オブ・ストーン」を解放して、ダメージを軽減してからは粘り強く戦えるようになりました。
さいごに
前作をプレイしていないので、やや展開についていけないところもありましたが、概ね楽しめました。
ライズオブトゥームレイダーは不老不死の秘宝を巡る争いが描かれています。
よくあるベタな展開ですが、謎の組織トリニティとの争いもあって最後まで引き込まれるストーリーでした。
旅の同行者となるジェイコブや、彼の娘のソフィアも頼りになる仲間でした。
特に、最初はつれなかったソフィアがララを信用してくれるようになって助力してくれるところは結構好きでした。
ストーリークリア後のロードで見られる二人のしんみりした会話も余韻があって良かったと思います。