【レビュー】リベンジ・オブ・ジャスティス【クリア感想】

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ゲームレビュー
タイトル:リベンジ・オブ・ジャスティス
発売日:2020年3月26日
販売元:ケムコ

リベンジ・オブ・ジャスティスをクリア。

Cルートクリアまで16時間でした。

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総合評価

評価:微妙ゲー

内容うんぬんよりもシナリオがフリーゲーム「ハルスベリヤ叙事詩2」のパクリだったことの方が有名なゲーム。

シナリオのことは横に置いといて、純粋にSRPGとして見るとオーソドックスな作りでバトルパートは歯ごたえのある内容です。

しつこい敵の増援を凌いでボスを倒さないといけないので、戦略を練る必要があります。

難易度選択はありませんが、推奨レベルの少し上までレベル上げをすれば何とかなるので、難し過ぎるということはありませんでした。

お勧めではありませんが・・・クォータービューのシュミレーションRPGというと選択肢がほとんどない状況なので、安く手に入るならアリかもしれないといったところです。

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ケムコ
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敵の増援を凌ぐSRPG

リベンジ・オブ・ジャスティスはSRPGとしてはよくある形を踏襲しているので、特に新しく覚えることもなく遊ぶことができました。

ただ、「先に攻撃してから移動」とか「移動してから魔法」みたいな動きができないので、ちょっとした縛りプレイをしている気分になります。

特徴的なのは増援のシステム。

ターン経過で敵の増援があり、挟み撃ちになることが多くて苦戦します。

ただ、こちら側も味方の増援というコマンドでユニットを召喚することができます。

増援ユニットを配置して敵の進軍を食い止めるところに戦略性があり、この部分は結構面白いと思いました。

思い切って捨て駒を配置するというのは普段はやりづらい戦法ですが、召喚ユニットが名無しの汎用ということもあって、あまり気にせずに出来てしまうところに新鮮味を感じました。

ユニット育成

出撃枠は7人と少なめ。

主人公とアメリアは固定なので戦闘に出せるユニットは5人に限られてきます。

主人公は専用武器と専用技があるのですが・・・使うとしばらくターンが回ってこないというデメリットがあります。

これに加えて、倒されるとゲームオーバーなので攻撃に特化させることもできない。

大陸武神マヌアリシア戦では神特攻+200%の固有スキル「乾坤一擲」があるので輝くものの、それ以外は何とも微妙で運用に困りました。

扱いやすいユニットはアリシアとエミリアでした。

万能ユニットのアリシアは長槍を装備。

パルチザンからトライデントに乗り換えが済むと更に使い勝手が良くなりました。

銃攻撃で射程が長いエミリアは中盤に配置して遊撃要因にすると輝きます。

前衛ではブランドンが活躍しました。

ターンが回ってくるのが遅いですが、火力が高いだけでなく耐久性もあるので敵のど真ん中に置いても持ちこたえてくれます。

増援ユニットは騎士を召喚して足止めが常套手段でしたが、終盤は神官を召喚して回復担当を増やす形に落ち着きました。

Cルートのクリア感想

テキストは固有名詞だらけで、真面目に読もうとするとしんどいと思います。

Cルートは神に反旗を翻して大陸武神マヌアリシアと決着を着けるストーリー。

お約束の展開ではありますが、ラスト付近はなかなか勢いがあって面白かったです。

クリア後のアフターストーリーは充実していて、特に戦後処理については細かい描写があって感心しました。

ライムンドゥス皇帝の頑張りは見所でしたね。

アメリアは魔女の島に幽閉、ヴィクターは作家に転向と主役が揃って表舞台から去る切ないエンディング。

一応グッドエンディングっぽい終わりになっていたので満足しました。

物語の分岐と周回

リベンジ・オブ・ジャスティスのエンディングはAルート~Eルートまで5つあります。

大きく分けるとエミリアとガミールの加入が条件になっていて、10章終了後に分岐します。

クリア後はニューゲームで始めなくても、ヒストリーで分岐点となるチャプターからプレイし直すとができるのでエンディング回収は効率よく進めることができます。

クリア時のデータは使えませんが、適正レベルで始められるので戻し作業は楽だと思います。

クリアデータでニューゲームもできますが、引継ぎがレベルのみという渋い仕様なので、自分の育成データで周回するのは苦行になるかもしれません。

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