開発元: bluffman
初配信:2019年7月31日
プラットフォーム:Steam、任天堂スイッチ
アーティファクトアドベンチャー外伝DXをクリア。
セールで30%オフの700円で購入。
総合評価
評価:良ゲー
昔ながらのドット絵のRPGで戦闘はアクション寄り。
自由度の高いゲームで最初から大量の資金を持ってプレイということもできます。
戦闘はアクションになっているので雑魚戦はサクサク進めることができて快適です。
気になるところは最初の画面でデータロードが遅いところくらい。
ファミコン・ゲームボーイっぽいBGMですが通常バトル・ボスバトルの曲は気合が入っていて聞きごたえがあります。
定価1,000円のゲームとして見れば値段以上の面白さがあり、セールでなどで買えばコスパ的にも申し分ないかなと思います。
自由度の高い冒険
最初に貴族、騎士、冒険家の3人の中から旅の同伴者を選ぶことができます。
貴族を選ぶと最初から大量のゴールドを持ってスタート。
これがイージーモード。
騎士を選ぶとバトルは優位。冒険家だと旅は快適ですがバトルは厳しくなります。
私は迷わず貴族を選択。
とりあえず、全部の町を回ってファーストトラベルで移動できるようにして、店売りで一番強い武器と防具を買ってから冒険を始めました。
防具にはHP増加の効果があります。
値段の高い防具を買っておくと結構なHPを確保できるので終盤までは気楽な旅ができました。
アクションバトル
フィールドで敵のシンボルに当たったり、ダンジョンでクモの巣に触るとバトルパートに切り替わります。
ただ、店売りの「種火」買っていれば、クモの巣を燃やして戦闘を回避することができます。
「種火」は15個まで持てます。また、途中で無くなっても紫色の渦に触れて戦闘をすると「種火」はMAXまで補充されるので、戦闘回数少なめでダンジョンを突破することも可能です。
バトルはアクション寄り。
主人公を動かして武器で体当たりしたり、アーティファクトで攻撃。
ボス戦は激しい攻撃を避けながら隙を見て攻撃を入れていく形になります。
終盤になると初見でのクリアは難しくなり、パターンを覚えて再挑戦ということが多かったです。
バトルに関しては通常戦闘、3年後の通常戦闘、ボス戦、3つの塔のボス戦、ラスボスとBGMの種類が多く用意されていました。
どれもカッコイイ曲なので満足度は高かったです。
アーティファクト
スキル枠3つの中でアーティファクトが使えます。
アーティファクトも結構な種類があるので自分好みのカスタマイズを楽しむことができます。
私は「傷薬の極意」+攻撃枠2つという構成でした。
攻撃枠は最終的に「蒼い雫」と「精霊の咆哮」を使っていました。
「蒼い雫」は文字通り雫が槍のように上から降ってくるスキルなので空中を飛んでいる敵に有効でした。あと、敵に囲まれたときに使って切り抜ける場面でも役立ちます。
「精霊の咆哮」は小さな竜巻を発射するスキル。チャージが速いのが特徴で使い勝手が良かったです。ボス戦だと敵と接触せずに攻撃したいので、このアーティファクトは大いに役立ちました。
パッシブスキルも3つ枠があるので持っている武器やアーティファクトの能力を上げるタイプのものを選んで強化できます。
パッシブスキルでは「飛翔の霊薬」がお薦め。
傷薬を使うと空中ジャンプができるようになるスキルで、終盤のボスの激しい攻撃をかわす際にお世話になりました。
選択肢で変わる3年後の世界
世界中のクエストをこなして3年後の厄災備えてレベルアップするのがメインミッション。
ただ、クエストも一筋縄では行きません。
主人公は2択で決断を迫られ、その結果で3年後の世界が変化します。
上手く話が収まっていたり、モンスターにやられていたり・・・とオチはさまざま。
自分の決断の成り行きを確かめる3年後の世界も予想を裏切る展開があって楽しめました。
死者の道
最初の選択で冒険者を選んでいれば問題ないのですが・・・ダンジョンの奥に配置されている死者の道を使うには条件があります。
アルコルの南にある墓場でイベントをクリアするのが条件。
アルコルの住人から墓場の話が聞けるのですが分からなくて彷徨っていました。
よく見ると湖の周辺にドットが微妙に違うところがあるのですが・・・それに気付いたのはマグレで発見した後でした。
とりあえず墓場にいる敵を全員倒したら死者の道が使えるようになりました。
これがないとダンジョン最奥から歩いて戻ることになるので大変。序盤のうちに取っておくのがお薦めです。
クリア後
アーティファクトアドベンチャー外伝DXはクリアまで5時間ほどでした。
イベントやダンジョン探索を隅々までやるならばもう少し時間がかかりそうな感じ。
エンディングではクリアしたクエストのその後の物語が見れたりします。
クリアデータがあればレベルや武器、アーティファクトを引き継いで2週目を始めることができます。
1週目とは違う選択肢の吟味、仲間の個別エピソードなど遊べる要素は多いと思います。
個人的にはややバッドエンド気味の終わり方が気になるところ。
真エンドを目指してみるというのも良さそうです。