初リリース日:2018年9月14日
ゼノブレイド2 黄金の国イーラの感想。
クリアまで12時間ほど。
DLCコンテンツとして見ればかなりのボリュームでした。
総合評価
評価:良ゲー
黄金のイーラはゼノブレイド2の過去編。
大型DLCは実質ゲーム1本に相当する豪華な作り。
ヒトノワの進行でストップがかかるのは残念な仕様に感じましたが、終わり良ければすべて良しということもあって満足度が高い作品でした。
良かったところ
シンの目線から見た過去編
DLCコンテンツ黄金の国イーラの主人公は、ゼノブレイド2本編では敵だったシン。そして、シンのドライバーだったラウラです。
シンという一人のブレイドの視点から見た世界。理不尽ともいえるブレイドたちの末路や、天の聖杯の激突で故郷を失っていく人たちの姿などを淡々もしっかりと描いています。
子供時代のサタヒコも登場したりと、本編とのつながりも見どころでした。
豪華なDLCコンテンツ
パッケージ版も出ていますが、元はシーズンパス購入者のためのDLCコンテンツ。
ゲーム一本分のボリュームを提供してくれたことに頭が下がります。
バトルは本編と少し違うシステムですが、オート機能でラスボス撃破も可能というヌルゲーマーにはありがたい仕様でした。
BGMも本編と同じく良曲ぞろい。グーラ周辺のフィールドマップBGMは、本家のBGMをジャズっぽくアレンジしていてかっこいいと思いました。
また、スペルビア帝国の皇帝ネフェルを石田彰さん、ミノチを三木眞一郎さんと声優も豪華で驚きがありました。
悪かったところ
ヒトノワのレベル上げ
残念な点をひとつ挙げるなら、ヒトノワのレベル上げがややしんどいところでしょうか。
黄金の国イーラは良いソフトだと思いますが、話を進めるためにヒトノワのレベルを4まで上げる必要があるといった制限はプレイしていてしんどいと感じました。
サブイベント自体は凝っていて、進めると秘境ポイントを発見できたりと意外と楽しめるのですが、本編が見たいという気持ちが強かったので、素直に楽しめなかった印象があります。
さいごに
ゼノブレイド2ファンとしては納得の出来。
悲劇で終わると分かっていても進めたくなる魅力がありました。
ラストのムービーは圧巻で、本編への感情移入が増しそうです。
ファンディスクとしては最高の出来栄えでした。