開発元: アトラス
初リリース日: 2023年6月1日
Steam版『世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER』を三作通しでプレイ。
難易度は一番やさしい「ピクニック」でストーリークリアまでやりました。
総合評価
評価:良ゲー
移動とバトルはコントローラー操作、マップ作成はマウス操作でプレイしましたが思っていたほど不便さは感じませんでした。
ちなみに『世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER』はPS5のコントローラー(デュアルセンス)に対応しています。
Switch版だとタッチペンを使ってマップを描けるのですが、PC版のマウスでマッピングする方法でもそんなに悪くはないかなと思います。
ダンジョンRPGはバトルの難易度がシビア過ぎるので基本的には手を出さないのですが、リマスター版で新しく加わった「難易度ピクニック」なら何とかなるかなと思ってやってみました。
世界樹の迷宮1.2.3と通しでやったのですが、雑魚戦なら基本的にはオートで放ったらかしても勝てるので文字通りピクニック気分で進められます。
バトルパートを割愛しても複雑に入り組んだマップの踏破、武器素材集め、キャラクター育成などなどやることはてんこ盛りです。
ジョブごとのイラストが豊富なので、パーティを編成するだけでも楽しめます。
歯ごたえを求める人は難易度ノーマル or エキスパートで。
苦労した分クリアした時の達成感を味わえるというのはこのゲームならではの醍醐味かと思います。
リマスター版は高難易度のRPGをやりたい人からRPGが苦手な人まで幅広く遊べるように調整されているところが良いと思いました。
Steamなら単品でも買えますし、セールで安く手に入るなら選択肢としてありじゃないかと思います。
ちなみに、単品で買うなら『世界樹の迷宮3』がお勧めです。
良かったところ
- 難易度選択ができる
- オートマッピング機能がある
- ジョブごとに選べるキャラクターデザインが豊富
- 素材を集めて強い武器を作るのが楽しい
- 世界樹3ではサブジョブがあるので個性的なユニットを作ることができる
悪かったところ
- マップ画面は小さめでやや見づらい
- バトルでの演出はおとなしめ
- シナリオのボリュームは控えめ
さいごに
ピクニックでサクッとクリアを目指したものの世界樹2は苦戦しました。
第5層の「全てを喰らう魔竜」「緋緋色の剣士」が強過ぎて何度かゲームオーバーに。
パーティの見直しとレベル上げを余儀なくされました。
世界樹3は抜け道が多い親切設計なので、ダンジョンの行き来がやりやすかったですね。
ここら辺はシリーズが続くことで洗練されてきた所だなと感じました。
ストーリーは深く潜るほどに真相が明らかになる仕掛けが上手く出来ていて、ボリュームは少ないですが楽しむことができたかなと思います。
全体的に見ると3、1、2の順番で楽しめたかなと思います。