【レビュー】HARVESTELLA(ハーヴェステラ)

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HARVESTELLA(ハーヴェステラ)

HARVESTELLA [Nintendo Direct 2022.9.13]
【Nintendo Direct 2022.9.13】【任天堂ホームページ】動画に含まれる情報は公開日時点のものです。

HARVESTELLA(ハーヴェステラ)』は、スクウェア・エニックスが送り出した「JRPG×スローライフ」の意欲作です。

発売前は『ルーンファクトリー』や『牧場物語』のような作品と思われていましたが、実際に遊んでみると農業はあくまで冒険を支える要素であり、本質はストーリー重視のJRPGでした。

海外レビューでは賛否が分かれますね。

MetacriticはSwitch版73点、PC版74点、OpenCriticも74点・推薦率57%と、「良作だが傑作には一歩届かない」という評価に落ち着いています。

一方で、RPGFanやGamingBibleなどは80~90点を付け、「魅力的な世界観」「音楽」「物語」を高く評価しました。

逆にGame InformerやMetroは、テンポの遅さや生活シミュレーション要素の浅さを厳しく指摘しています。

本作最大の魅力は、終盤に向かって加速するシナリオです。

四季を脅かす「死季(Quietus)」を巡る物語は、序盤こそゆったりしていますが、中盤以降はSFとファンタジーが交錯する壮大な展開へと発展します。

物語がゲーム全体を引っ張るところはスクウェア・エニックスらしいJRPGらしさを感じさせます。

また、キャラクターごとのエピソードも丁寧に描かれているため、満足度は高かったです。

一方で、気になるところはもあります。

まず、序盤のテンポのがいまいちななところですね。

次に、肝心の農業要素はかなりシンプルなところ。

畑を耕し、作物を育て、料理や金策に利用する流れはありますが、自由度や生活シミュレーションとしての奥深さは『ルーンファクトリー』や『Stardew Valley』ほどではありません。

スローライフゲームとしては中途半端という批判はあるかもしれません。

JRPGに農業が付いている作品と割り切れるならば楽しめるでしょう。

戦闘はリアルタイムアクションで、ジョブを切り替えながら敵の弱点を突くシステムになっています。

アクションRPGとしてはやや単調で、回避や操作性には物足りなさがありますが、ジョブ育成や装備集めを楽しめるバランスです。

結論としては、『HARVESTELLA』は農場シミュレーションを期待すると物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、美しい音楽と世界観、じっくり描かれるストーリー、JRPGらしい冒険を求める人には隠れた良作と言えるでしょう。

『ルーンファクトリー』のような作品を期待して購入すると失望するかもしれません。

しかし、海外レビューでも「これは癒やし系JRPGとして遊ぶべき作品」「スクウェア・エニックス版のコージーゲーム」と再評価されているので、やってみる価値はあると思います。

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