初リリース日: 1993年4月3日
プラットフォーム:Nintendo Switch
ブレスオブファイアシリーズ竜の戦士をクリア。グッドエンドを見たのでレビュー。
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineでプレイしました。
スイッチオンライン加入者なら無料でプレイできます。他のゲームの合間にちょっとずつプレイするなら良いのではないかなと思います。
中断セーブがどこでもできる上に、巻き戻し機能までついているので気軽に進めることができます。
総合評価
評価:良ゲー
RPGのお約束を詰め込んだ作品。
世界を隅々まで探索すればするほどバトルが有利になるアイテムや能力を獲得できるのが本作の魅力です。
バトルは典型的なターン制なので気楽にプレイできます。エンカウントが多いですがアイテムで雑魚戦なしで進めることもできます。
1993年発売のソフトなのでUI周りの不便さは目をつぶるしかありません。
探索するほどバトルが優位になる
ダンクの「鍵開け」、ビルダーの「殴り」、モグの「穴掘り」など仲間にはそれぞれ個別アクションがあります。仲間が増えるたびに以前のエリアで進める場所が増えてきます。
店売りの装備よりも強力なモノが手に入るので、探索が楽しみになるというのは良くできている点です。
装備以外では、ダンクに「合体」を教えてくれる伝承者探しがあります。シャイアン、デボ、ランクル、ぷかぎゅるという4つの合体フォームがあります。
ランクルは「重い棚を動かす」、ぷかぎゅるは「竜紋プレートを動かす」という個別アクションがあるので、入手すると更に探索の幅が広げることができます。
また、合体するとHPがかなり増える上に攻撃力も高いので戦闘が有利になります。
最後は、主人公リュウの「竜変身」。能力を解放するために竜の神殿で試練を受けることができます。最大のダメージソースなので入手できる時期になったら真っ先に取っておきたいところです。
試練を受けるためにドラゴン装備を古井戸で釣る必要があります。リュウの「釣り」は装備で釣り竿と餌を同時にセットしていればアクションが起こります。リュウのVサインが見れるのはうれしい点でした。
バトルは典型的なターン制
バトルは典型的なターン制なので新しく覚えることは特にないです。
序盤中盤のおすすめは道具を使っての攻撃。大地の鍵、ファイアーレイピアなどはバトルで使うと攻撃魔法の効果があります。
この時代のゲームらしく、エンカウント率は高いです。ただ、「まもりのけむり」という店売りのアイテムを使うとエンカウントしなくなるので雑魚戦をやらないで進めることは可能です。
グッドエンドを目指して
ブレスオブファイア竜の戦士はグッドエンドとバッドエンドがあります。これは最後の女神ミリア戦で「最後のちから」を使うかどうかで別れます。
「まもりのけむり」を使って雑魚戦を回避して進めたので、ラストだというのにパーティの平均レベルが20前後で不安になりました。ですが、「最後のちから」で変身すれば楽勝なので終盤で苦戦することはありませんでした。
女神ミリアはHPが高いですが、「最後のちから」を使えばは999ダメージを出せるので少し時間はかかりますが、それ程苦戦する相手ではなかったりします。リュウに「母なる鎧」という魔法吸収の効果がある鎧を着せておくと更に安定します。
ストーリーはシリアス寄り
ブレスオブファイアシリーズ通して言えることですが、ストーリーはシリアス寄りです。
第一弾であるブレスオブファイア竜の戦士の中でも巨人の最後や四天王カーラなど切ない話がありました。
昔のRPGらしいお使いや塔登りでゲンナリすることもありますが、要所要所のエピソードは光るものがあって最後まで飽きませんでした。