発売日:2018年3月8日
販売元: 日本ファルコム
総合評価
評価:良ゲー
最新作に追い付くことを考えると頭痛がしますが・・・今年は積みゲー消化がテーマということもあってチョイスしました。
久しぶりにコテコテのJRPGを触ったこともあって楽しかったです。
お使いイベントが多いですがハイスピードモードのおかげでテンポよく進むので気になりませんでした。
ストーリーと共に特科クラスⅦ組のメンバーとの親交が深まっていく感じがゲームへの没入感を深めてくれました。
PS3ソフトなのでグラフィックに古さを感じる、分作ゆえに物語に決着が着かないまま終わるのは明確なマイナス部分。
ただ、キャラクターたちが魅力的で欠点を十分にカバーできていて、今やっても面白いと思えるソフトでした。
良かったところ
コマンド式バトル
バトルはコマンド式なのでじっくりとプレイできます。
ハイスピードモードにすれば雑魚戦はあっという間に終わるので間延びせずいい感じでした。
クラフト(戦技)とアーツ(導力魔法)をメインに戦うのですが、如何せんクラフトの使い勝手が良すぎてアーツはほとんど使いませんでした。
雑魚戦は主人公のリィンの「疾風」とラウラの「洸円牙」で乗り切る感じでした。
ボス戦は遅延効果を使って一方的に叩く戦法が有効。
ユーシスの「クイックスラスト」、フィーの「リミットサイクロン」にはお世話になりました。
クラフト頼みのごり押しなので、アリサのヘヴンズギフト(4ターン心眼とCP+20)はボス戦では欠かせませんでした。
終盤のバトルはほぼこの5人。
一応回復とかアーツ要員も必要かなとも思って、エリオットとエマをサポートに入れていたのですが、料理や回復アイテムもあるので思っていたほど使いどころがありませんでした。
特科クラスⅦ組のメンバー
戦術リンクの適応率から選ばれた特科クラスⅦ組のメンバー。
平民と貴族が入り乱れる変わったクラスな上、やや訳ありなメンバーも多めです。
入校からギスギスして先行き不安なところから始まり、ストーリーと共にクラスメイトたちがお互いに理解を深めていく展開はベタとはいえ、かなり楽しめました。
物語自体も敵味方を単純に分けられるような話ではなく、話を進めるごとに新しい驚きがありました。
そして何よりも帝国解放戦線のリーダーCの正体。
予想していた人物と全く違っていたので、最後の正体バレはインパクトがありました。
悪かったところ
グラフィックに古さを感じてしまうところも
元となるPS3ソフトをブラッシュアップしたものなので、やっぱり2021年の最新ソフトと比較するとグラフィック面は見劣りします。
特に会話シーンでのバストアップは少し違和感がありました。
また、閃の軌跡は4部構成ということもあって、登場人物がわんさか出てくるばかりで話が進まないという不良消化な部分はやはりあります。
さいごに
やや古さを感じるところもありますが、総合的に見ると楽しく遊べるJRPGでした。
無駄に仲間が多いRPGって大好きです。
仲間だけでなく士官学校の生徒、街の住民とかなりの人数のNPCがいて、チャプターごとに会話が変わるので、お使いイベントも飽きを感じることが少なかったと思います。
残りの閃の軌跡3作、創の奇跡、黎の軌跡と先は長いのでゆっくりとプレイしていきたいです。