初リリース日: 2015年9月24日
販売元: アクアプラス
総合評価
評価:良ゲー
「偽りの仮面」と「二人の白皇」で一本の作品になっています。
「うたわれるもの 偽りの仮面」は前半部分を描いているので致し方ないことではありますが、ストーリーが持ち越しになってしまいます。
かなりのクリフハンガーで終わってしまうのですが、今なら「二人の白皇」もすぐに買ってプレイできるのでそんなに悪くはありません。
良かったところ
ターン制シュミレーションバトル
バトルはターン制シュミレーションになっていて、素早さの高いキャラクターから行動できる仕様です。
リングが表示されている時に、タイミング良く○ボタンを押すと連撃することができます。
ちなみに、連撃についてはオプションで確実に成功させることもできるので目押しが苦手な人でも大丈夫です。
連撃はクリティカルがでなくなってしまうので基本的には自分でやった方がいいのですが、キャラクターが多いのでタイミングの取り方に慣れるのにちょっと練習が必要かもしれません。
後半になると、キャラの気力が全快の時に、連撃をつなぐ必殺技が出せるようになります。
連撃を完全に決めて、必殺技まで繋ぐとなかなか爽快です。
ストーリー
物語は基本的に主人公のハク目線で語られます。
フルボイスで藤原啓治さんの演技をじっくり聞くことができるので、これだけでも価値があると言えますね。
ハクは記憶はおろか、自分の名前すら思い出せないというまっさらな状態からスタートするので、この独特な世界観を受け入れていく点ではプレイヤーと同じ立場で違和感がありません。
なぜこの世界の住民はケモ耳だったり尻尾が生えているのか・・・などなど世界の謎は徐々に明かされていきます。
うたわれるもの 偽りの仮面は、比較的、日常生活を描いたADVパートが多めになっているので、じっくりと声優さんの演技を楽しみたいというひとであれば、満足できるかと思います。
悪かったところ
ゲームとしては単調過ぎる
長い紙芝居が終わったら、少しだけシュミレーションパートがある。
この繰り返しなので、ゲームとしては単調です。
プレイしていて眠くなることがよくあります。
さいごに
ADVファン、シュミレーションRPGファンなら今やっても楽しめるかなと思います。
ただ、本当に他愛のない話も多いので、プレイしていて眠くなるのは玉に瑕。
自分のペースでゆっくり進めたい人であればアリかなと思います。