初リリース日: 2009年11月1日
販売元: アトラス
PS4、スイッチ、PCに移植されたペルソナ3 ポータブルをプレイ。
PSP時代に一度クリア済みなので、今回は女性主人公(通称ハム子)を選択しています。
総合評価
評価:良ゲー
PSP用にやや簡素化されてしまった部分がありますが、ストーリーを楽しむ分には十分です。
グラフィック面は今となっては物足りないですが、メインストーリーやコミュなど完成度は高く、対策しないとあっという間に全滅するシビアさなどゲームとしての面白さは健在です。
なにより価格が良心的なのでセールで安くなっていれば、買って損することはないとでしょう。
ただ、ペルソナ3をやったことがないというのであれば2024年発売の『ペルソナ3 リロード』の方が断然いいだろうと思います。
『ペルソナ3 リロード』が男主人公(通称キタロー)のみだった場合、こっちも買う価値はあるかなと思います。
女性主人公ルートだとメインストーリーに追加の展開があったり、コミュの内容が違ったり、BGMが違ったりと・・・結構楽しめる部分も多いです。
バトルBGMの「Wiping All Out」、カッコいい曲なのでイチオシです。
良かったところ
- 女性主人公ルートで本編とは違う展開が楽しめる
- 移動が簡素化されているのでサクサク進む
- 歯ごたえのあるターン制バトル
悪かったところ
- グラフィックは流石に古さを感じる
- 紙芝居なのでやや物足りないかもしれない
- バトルは厳しめなので、ボス戦など対策不足だとゲームオーバーになりがち
さいごに
ギスギスした人間関係というイメージがあるペルソナ3ですが、終盤になると和解もあって一致団結します。
中盤までの重苦しい感じも最後の戦いへの伏線として見るとそんなに悪いものでもないのかなと思いました。
バトルについてですが、ヌルゲーマーとしてはやや難しく感じました。
一番難易度が低いBEGINNERでプレイしましたが、一回クリアしてるから大丈夫と思って油断してると全然通用せず、やり直し機能に助けられることも多かったです。
ボス戦はいやらしい初見殺しもあります。
相手の弱点を見て、ペルソナを用意してキッチリ対策する。
そういったプロセスを楽しめる人にはかなりお勧めです。