【レビュー】ペルソナ５　タクティカ　

総合評価

評価：微妙ゲー

2番目のキングダムまでプレイしてリタイア。

ジャンルとしてはシュミレーションですが、中身はパズルに近いです。

ペルソナ５Tでは出撃メンバー3人で三角形を作って総攻撃をかける「トライバングル」が攻略にとって重要です。

しかしながら、中盤からはマップ上のギミックに邪魔されて、思い通りに三角形を作れないことが多くなってきます。

マップ上の敵の配置とギミックの位置から攻略の最適解が決まるので、パズルを解いたり、謎解きしているような感覚を強く感じました。

育成素材としてスキルや武器、ペルソナ合体なんかもありますが、これらはオマケ程度のもので自由度はあまりありません。

個人的にはキャラクターの育成作業とかが好きなので、パズル要素・謎解き要素がメインとなる本作はいまいちノリが合ず、徒労感が大きかったです。

ただ、ペルソナ５ファンであれば基本的には楽しめる作品だとは思います。

少なくとも怪盗団メンバーの掛け合いなんかは見ていて楽しかったですし、色んなコスチュームを着る場面もあったりとファンサービスを忘れていない点も良かったです。

良かったところ

• ペルソナ５本編の後日談が見れる
• デフォルメ化された怪盗団メンバーのデザインは2D、３Dともに質が高い
• トライバングルが決まると気持ち良い

悪かったところ

• 突き詰めとパズルゲームになる
• ペルソナ合体がおまけ程度の要素でしかない
• 移動力の低いメンバーが使いづらい

さいごに

移動力が７マスになっているフォックスが飛びぬけて使いやすいです。

3人出撃なので、フォックス・ジョーカーは固定で、残り一人はお好みでといったところでしょうか。

もちろん、愛があれば移動力が低いメンバーだけを採用しても問題ないのですが・・・それだと攻略がしんどくなるというジレンマ。

そういったところも窮屈に感じました。

スピンオフ作品ということで思い切った自由度にしてみても良かったのになと思いました。