初リリース日: 2016年5月10日
開発元:ノーティードッグ
PlayStation Plus
クリアまで16時間。
難易度は一番易しい「練習」で何とか行けました。
総合評価
評価:名作
プレイできる映画という触れ込み通りの出来。
未踏の地をスリリングな崖のぼりで開拓していくアクションは一本道ながらもクオリティが高いです。
ストーリーも山あり谷ありで最後の最後まで目が離せないものでした。
主人公ネイサンとその兄サムとの切っても切れない絆。
ドレイク兄弟の過去の物語も所々に挟まれることもあって印象深いエピソードになりました。
私はライフイズストレンジ2の主人公を思い出して、サムに少し同情してしまうことが多かった気がします。
クライミングアクションと圧倒的グラフィック
アンチャーテッドと言えばクライミングアクション、パルクールアクション。
現実では行けるとは思えない場所もネイサンならひょいっと飛び移ってしまうところが爽快です。
ジャンプ力や握力が明らかにおかしい場面がありますが、そこは主人公補正ということで納得しました。
アクションだけでなくグラフィックも圧巻でした。
特に素晴らしいと感じたのは遺跡です。
半端ない作りこみに見とれて途中で立ち止まったり、謎解きやっても脱出するというのが勿体なく感じることが多かったです。
背景まで細かく作り込まれているので探索し甲斐があります。
ルートが分からない問題と多勢に無勢なTPS
困った点を2つほど。
まず、どのルートが通れるのか分からないということが頻繫に起こること。
ある程度進めるとここは掴めそうみたいな感覚が出来てくるのですが、それまでは苦戦の連続でした。
ネイサンの探索時だけでなく、車での移動でも迷うということが多く無駄に浪費することもありました。
そういった場合、私はサックリと諦めて攻略サイトを見たりyoutubeの動画に頼ってしまいました。
もうゲームしてるんだかyoutube見てるんだか分からないくらい見ましたね。
もう一つはTPS要素。
基本こちらが圧倒的不利。
そういう状況を力業で打開するところが面白いのですが・・・あまりに敵が多すぎて違和感がありました。
特に、こっちが謎解きして先回りしているハズなのに敵が待ち構えてるケースもあって少し萎えることもありました。
手軽に遊べるアクション大作
クリアして、今までこのシリーズをプレイしてこなかったことを後悔しました。
それくらい面白かったです。
アクションは苦手なので後回しにしていましたが、自分に見る目がなかったという点を痛く反省しました。
何回崖に落ちたか覚えていませんが、ロード時間は短いので印象としてはサクサク進めることができた気がします。
アンチャーテッドのようなリッチなグラフィックなゲームが増えてくれればゲームライフも潤います。
シリーズはこれで一旦終わりみたいですが、2021年には実写映画もあるので、興行収入が良ければゲームの方ももう一本なんてこともあるかもしれません。
アンチャーテッドの今後の展開にも期待したいです。