ディオフィールド クロニクル 体験版
ディオフィールド クロニクルの体験版が8月10に配信開始。
第1章終わりまでプレイ可能で本編にデータを引き継ぎできます。
とりあえず、体験版範囲の難易度ノーマルで第1章のラストまでやってみました。
率直な感想としては、バトル自体は歯ごたえがあって意外と楽しい。
ただ、グラフィックのしょぼさは結構気になる。
バトルに発展性があれば良ゲーになるかもしれないけど、ちょっと厳しいかな
・・・といったところでしょうか。
リアルタイムストラテジーのバトルをこなすことに重きが置かれています。
バトルでは、敵の配置を見て、どうやって攻めていくのかを考えるところに面白さがありました。
拠点でのイベントなどもありますが、マップからファストトラベルで飛んでサクサクすすめられるので、あまり時間がかかることはありません。
あくまでバトルをこなすことをメインに割り切っているところは、個人的に好感が持てる部分でした。
リアルタイムストラテジーで4人を操作するのは面倒じゃないかなと思っていましたが、全体指示のコマンドがあるので、想像していたよりも操作はスムーズにできます。
また、倍速モードもあるので、バトルがもっさりし過ぎるということはありませんでした。
持ち込めるアイテム数に制限があるので適正レベルでの戦いだと劣勢になることも多く、気が抜けません。
レベル上げは模擬戦闘でいつでもできるので、時間をかけさえすれば打開できるようになっています。
バトルでは敵の増援が多く、なかなかクリアさせてもらえないシビアなところがあります。
とはいえ、長期戦になってもバハムート召喚で戦況を覆えしたりもできるので、ステージの難易度は難し過ぎず、簡単すぎずの良い調整になっていると感じました。
気になるところは、キャラクターのグラフィックですね。
基本的に表情が死んでいるので、会話劇はあまり盛り上がりません。
まあ、ストーリーがシリアスなので、表情が硬くても違和感はないというところがせめてもの救いでしょうか。
グラフィックのクオリティが低いという理由でプレイ候補から外した人も多いんじゃないかなと思います。
バトルで気になるのは、敵味方が入り乱れると誰と戦っているのか分からなくなるところですね。
また、スキルエフェクトが控え目で爽快感がそれ程ありません。
全体的に地味なので途中で飽きるんじゃないか・・・と少し心配になりました。
最後に、体験版範囲内でのバトルの印象など。
通常バトルでは、シールドバッシュで敵の範囲攻撃を止めることができるのでアイゼレアは重宝しますね。
ボス戦では、範囲攻撃をきっちり避けておかないと回復が追いつかないので、なかなか操作が忙しくなります。
特に、1章終わりのフェンリル戦はなかなか厳しくて、回復魔法が使えるワルターキンがダウンしたら負けみたいな印象でした。
個人的には、この体験版は意外と面白かったので製品版には少しだけ期待しています。
レベルはメインストーリーをやっていればサクサク上がっていくので問題ないのですが、装備品を整えるための金策は必要そうなので、そこら辺の作業で飽きが来なければ楽しめそうな気がします。
リアルタイムストラテジーのバトルパートに特化しているので、万人受けする感じではありませんが、意外と面白くなるかもしれないと私は思いました。